皆さんこんにちは、研郎です????
先々週の担当Blogで『研郎テニス講座 フォアハンドストローク編』を紹介させて頂いた所、「見ました〜????」「参考になりました????」「バックハンド編も楽しみにしています❗️」等々、スクール生様から予想以上の反応を頂きました????
嬉しい想いと同時に、「いい加減な事は投稿出来ないな????」と若干のプレッシャーを感じています 笑
それでは、研郎テニス講座 第二弾『バックハンドストローク編』の開講です????
キーン???? コーン???? カーン???? コーン????
❶ バックハンドに来たら『よし来た❗️』とつぶやいて☝️
バックハンドストロークに苦手意識を持つ方の多くは、ラリー練習中にバックハンドに来た途端、顔はこわばり・足は止まり・グリップを握る手は力んで硬くなっています。要は苦手意識が強い余り、打球前から失敗するイメージが頭の中で出来上がっています。そこで、私はバックハンドに苦手意識がある方ほど、バックにボールが来たら『よし来たっ』とつぶやき、成功するイメージを頭で作って欲しいと思います。レモンや梅干しを見たら自然と唾液が分泌されたり、高所恐怖症の方がTVで高い所の場面を見ただけでも足がすくんでしまう様に、人間の脳は空想(イメージ)と現実を区別出来ません。
その構造をテニスにも活かしましょう☝️ これ、騙されたと思って是非やって見て下さい????
状況が許す方は何度も何度も繰り返し実践して、自分が持っているバックハンドを失敗するイメージを成功するイメージに変えてしまえば、こっちの物です????
❷両手打ちバックは左手がポイント(左利きは右手)
両手打ちバックハンドストロークが苦手の方の多くは利き手に力が入り、利き手主導でスイングをしています???? でもスイングのポイントは利き手の逆手にあります。私は担当レッスンの中でバックハンドストロークを練習する際によく左手のフォアハンドストロークの球出しをドリルに入れますが(左利きは右手)、それによってバックハンドストロークのスイングがスムースになる効果を非常に感じています。
左手を主導でスイングする事で打球時に手の平でボールを捉える感覚が持て、ボールにパワーが伝わります???? 両手打ちバックハンドのイメージは左手でフォアハンドストロークを打っている感覚に『右手はそえるだけ』がベストです(左利きは逆)❗️
❸打点は足で探しましょう❗️
バックハンドストロークはフォアハンドストロークに比べて、ボールとの距離感が取りにくい事を感じる方は多いと思います????
フォアハンドの場合、テイクバック時に『目』と同時に『左手』がボールとの距離感を測るアンテナの役割を担っています(左利きは右手)。一方バックハンドストロークの場合は(片手・両手共に)、『手』のアンテナが使えない分、『足』にその役割を担って貰いましょう???????? 『打点を足で探す』とはフェデラーがコメントした表現ですが、フットワークを使いボールとの距離を測ると同時に、最終的な打点の調節も横着せずに足を動かす事が大切である事を説いています????。若干感覚的で難しい表現ですが、フェデラーが言うと説得力があります 笑
以上3点のポイントをお伝えしましたが、『バックハンドストロークは勝手に上手くなる☝️』ショットです。こんな事を言うとバックハンドストロークで苦労している方に怒られそうですが、要はフォアハンドに比べて練習する時間や打球回数が圧倒的に少ない事がバックハンドストロークに苦手意識を持つ方の大きな要因と感じています。逆に意識的にバックハンドストロークを打つ回数を増やして練習すれば必ず上手になります。試合では戦術的にフォアハンドに回り込む事を多用する有効性はありますが、練習では是非バックハンドから逃げずに取り組んで欲しいと思います✋ フォアハンドに比べてスイングの可動範囲が小さく、技術的には非常にシンプルな為、繰り返しになりますが、コツさえ掴めれば『勝手に上手くなります』????
※新旧 世界一の両手バックハンドストローク(アガシと錦織)
私自身もフォアハンドストロークに試行錯誤はありましたが、バックハンドストロークはいつの間にか上達していた感覚があります。今回紹介させて頂いたポイントも参考にして頂き、自分なりのバックハンドストロークの『コツ』を掴んで頂けると幸いです????
それでは、皆さん、次週のボレー編をお楽しみに????
See you ????