皆さんこんにちは、研郎です????
爽やかな陽気の中、スポーツの秋・テニスの秋を如何お過ごしでしょうか⁉️
今日は『テニスとフォームの正しい理解』をテーマにBlogを綴らせて頂きます✏️
レッスンを担当させて頂く中で、ジュニアの保護者や一般のお客様から「綺麗なフォームを指導して欲しい❗️」とご要望を頂く事が《たまに》あります。
その際、私は大抵「綺麗なフォームで打つ事と、ラリーが沢山続く事、どちらがいいですか?」と丁寧にお応えしています????
受講料をお支払い頂き、お忙しい時間の合間にわざわざスクールにお越し頂くお客様の要望に対して、私達コーチは出来る限りお応えしなければいけません❗️
そうした前提の中で、私が何故その様なお応えをするのか、今日は解説させて頂きます☝️
◼︎テニスというスポーツの理解
常に状況が変わる中で、常に動くボールを、常に動きながら打球するスポーツ=テニス
と私は考えています✨
例えば、野球のバッティングは止まった状態のまま・動くボールを打球し、ゴルフは止まった状態のまま・止まったボールを打球します。その様な競技ではフォーム(形)が大切で、プロで活躍する一流選手もスイングの細かなフォームを常に試行錯誤しています。
一方テニスの場合は(サーブを除いて)
①ボールに対して適切な距離感を取る事 ※フットワークの重要性
②ボールに対して適切なタイミングで打球動作に入る事
③ボールに対して適切なラケット面で打球する事
が大切で、要は中心はスイングでは無く『ボール』なんです。
言い方を変えると、偉いのは『ボール』であり、上手に打球する為には、如何に『ボール様』の都合に合わせるかなんです。
『ボール様』は気まぐれで、じゃじゃ馬です。
思ったよりも弾まなかったり、バウンドして急に方向が変わったり、滑って来たり、色々で自己中心的です。
そうした気まぐれな『ボール様』と上手に付き合い、上手く打球するには、自分(スイング)が中心では『ボール様』と喧嘩になってしまいます。綺麗なフォームで打つ事を目的とすると、どうしてもスイングが中心になってしまい、ボールとのタイミングが合わせづらくなります????
勿論、上手に打球する中で綺麗なフォームで打つ事は可能ですし、トッププレーヤーを含めたテニス上級者の殆どは綺麗なフォームで打っていると思います☝️
但し、それらは長い年月をかけて沢山のボールを打球する中で身に付いた事で、最初から綺麗なフォームで打球している訳では無いんです✋
そうした事から、今日一番お伝えしたい事は
× フォーム(形)を覚えて ⇒ ボールを打つ
⚪︎ ボールを打つ中で ⇒ 自然とフォーム(形)が身に付く
そして、テニス歴を重ねる中で、適切なボールとの距離感・体幹を中心としたリラックスしたスイング(身体の軸が真っ直ぐ)を覚えて、綺麗なフォームへと進化を遂げて行きます☝️
なので、安心して下さい????????????
もしお子様のプレーを見ていて「フォームが汚いな〜」と思ったり、ご自身がプレーをする中で「もっと綺麗なフォームで打ちたい」とご希望の方も、テニスを楽しんで長くプレーする中で、徐々にフォームは変わって来るものです???? 急ぐ必要はありません????????????
是非今日も『ボール様』を敬い、プレーを楽しんで下さいネ????
Have a nice day ✨